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丹後探検隊が魅力あふれる丹後の自然にご案内いたします。
丹後半島の山奥にぽつんと水田が!
テレビ番組の、山の中にぽつんと一軒家が!ではありませんが、グーグルマップの衛星画像で丹後半島を見ていると、山の中にぽつんと開けた場所を見ることが出来ます。
かなり広い面積ですが、地図上では何の説明表示もありません。
ここは畑地区の人が耕作する水田なのですが、畑以外の地元人でも、畑地区のさらに上に広い水田がある事を知る人は殆どいない、隠された天空の水田なのです。
昔はお上から年貢の徴収を免れるための隠し田んぼだったのかも知れませんが、人工衛星から見られたのでは隠しようがありませんね。(>_<)
畑地区へは、世屋へ上がる府道75号線から、金剛心院前の分岐を左折して府道617号線へ入り、約2kmほど走ります。
畑地区は鼓ヶ岳の東麓にほんの少し開けた山間の小さな集落です。何処の山村もそうですが、高齢化とともに人口減少が続き、限界集落となりつつあります。
畑地区を過ぎ、観音名水の案内板に沿って山を登ってゆくと、目の前が急に開け、広々とした耕作地が現れます。
そこには丁度、田植えが終わったばかりの水田が水を湛えていました。
人工衛星画像で見た、長方形の作業道で囲まれた耕作地がはっきり確認できます。
眼下に若狭湾を見下ろす、まさに「天空の水田」です。
観音名水の横にある休耕田にはキンポウゲ科のウマノアシガタが群生し、一面を黄色に染め上げていました。
ムラサキサギゴケ
カタバミ
天空の水田からは、成相寺へ続く参道が整備されているので歩いてみます。
途中、冠島の浮かぶ若狭湾の絶景を見渡すビュースポットが何か所かあります。
タニウツギ
ガマズミ
ヤブデマリ
フジ
ヒメハギ
イワニガナ
コウゾリナで吸蜜するモンキチョウ
イトトンボ
天空の水田から2kmほど歩くと、成相寺から鼓ヶ岳へと続く林道に出ます。
林道を下にくだれば成相寺へ、上に登れば成相寺の日本一展望所を経て鼓ヶ岳へと行けます。
成相寺から日本一展望所までは車で通れるように舗装されています。途中には、旧成相寺本堂跡があり、「逆スギ」と呼ばれる杉の巨木があります。樹高25m、幹回り7.1m、低い主幹の部分から3本に枝分かれしており、威風堂々とした巨木です。
旧成相寺本堂跡にあったと思われる石塔が集められています。
成相寺日本一展望所からの絶景。
この高さまで上がると、黒崎半島裏の栗田湾や由良沖の海を見ることが出来ます。
日本一展望所から鼓ヶ岳へと続く林道。
以前は鼓ヶ岳下の縦貫林道へと車で行けましたが、現在は雨による浸食で車での通行は出来ません。
縦貫林道から鼓ヶ岳への登山口。
鼓ヶ岳山頂、569m
ここで降った雨は、東側へは「天空の水田」や畑地区を経て、畑川となり宮津湾口へと流れ出ます。一方、西側へは竹野川となり、丹後町から日本海へと流れ出ます。
昔の名残の山頂東小屋。
丹後縦貫林道成相線が出来た当初は、鼓ヶ岳は簡単手軽に登れるビュースポットとして多くの人が訪れましたが、現在は木が生い茂り眺望もなく、訪れる人は殆どいなくなりました。
眺望が良ければこんな感じでしょうか。 絶景ですね。
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その昔、丹後には女神イザナミと男神イザナギがおり、地上と天への上り下りに長いはしごを使っていました。ある日イザナギが昼寝をしている間に倒れて、それが天橋立になったという神話が残っています。
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かなり広い面積ですが、地図上では何の説明表示もありません。
ここは畑地区の人が耕作する水田なのですが、畑以外の地元人でも、畑地区のさらに上に広い水田がある事を知る人は殆どいない、隠された天空の水田なのです。
昔はお上から年貢の徴収を免れるための隠し田んぼだったのかも知れませんが、人工衛星から見られたのでは隠しようがありませんね。(>_<)
畑地区へは、世屋へ上がる府道75号線から、金剛心院前の分岐を左折して府道617号線へ入り、約2kmほど走ります。
畑地区は鼓ヶ岳の東麓にほんの少し開けた山間の小さな集落です。何処の山村もそうですが、高齢化とともに人口減少が続き、限界集落となりつつあります。
畑地区を過ぎ、観音名水の案内板に沿って山を登ってゆくと、目の前が急に開け、広々とした耕作地が現れます。
そこには丁度、田植えが終わったばかりの水田が水を湛えていました。
人工衛星画像で見た、長方形の作業道で囲まれた耕作地がはっきり確認できます。
眼下に若狭湾を見下ろす、まさに「天空の水田」です。
観音名水の横にある休耕田にはキンポウゲ科のウマノアシガタが群生し、一面を黄色に染め上げていました。
ムラサキサギゴケ
カタバミ
天空の水田からは、成相寺へ続く参道が整備されているので歩いてみます。
途中、冠島の浮かぶ若狭湾の絶景を見渡すビュースポットが何か所かあります。
タニウツギ
ガマズミ
ヤブデマリ
フジ
ヒメハギ
イワニガナ
コウゾリナで吸蜜するモンキチョウ
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天空の水田から2kmほど歩くと、成相寺から鼓ヶ岳へと続く林道に出ます。
林道を下にくだれば成相寺へ、上に登れば成相寺の日本一展望所を経て鼓ヶ岳へと行けます。
成相寺から日本一展望所までは車で通れるように舗装されています。途中には、旧成相寺本堂跡があり、「逆スギ」と呼ばれる杉の巨木があります。樹高25m、幹回り7.1m、低い主幹の部分から3本に枝分かれしており、威風堂々とした巨木です。
旧成相寺本堂跡にあったと思われる石塔が集められています。
成相寺日本一展望所からの絶景。
この高さまで上がると、黒崎半島裏の栗田湾や由良沖の海を見ることが出来ます。
日本一展望所から鼓ヶ岳へと続く林道。
以前は鼓ヶ岳下の縦貫林道へと車で行けましたが、現在は雨による浸食で車での通行は出来ません。
縦貫林道から鼓ヶ岳への登山口。
鼓ヶ岳山頂、569m
ここで降った雨は、東側へは「天空の水田」や畑地区を経て、畑川となり宮津湾口へと流れ出ます。一方、西側へは竹野川となり、丹後町から日本海へと流れ出ます。
昔の名残の山頂東小屋。
丹後縦貫林道成相線が出来た当初は、鼓ヶ岳は簡単手軽に登れるビュースポットとして多くの人が訪れましたが、現在は木が生い茂り眺望もなく、訪れる人は殆どいなくなりました。
眺望が良ければこんな感じでしょうか。 絶景ですね。