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丹後探検隊が魅力あふれる丹後の自然にご案内いたします。

 e-Bike(イーバイク)乗ってみた!
 


 海の京都のwebページを見ていると、e-Bikeの文字が目に入り、興味を惹かれてレンタルしてみました。

橋立ベイホテル

 最近この e-Bikeを使った観光が人気を集めているらしく、京都府北部地域連携都市圏振興社が推進する「海の京都」の事業の一環として、e-Bikeのレンタル拠点を各所に置いているようです。
 レンタルできる地域を大きく分けると、伊根、天橋立、京丹後の3ヶ所があり、私の住む、すぐ近くの「橋立ベイホテル」でも借りれるようだったので、早速予約を入れました。
 レンタル用 e-Bikeの種類はスポーツタイプと街乗り(ママチャリ)タイプがあり、スポーツタイプは1日3,000円、街乗りタイプは1日2,000円です。自転車道を颯爽と走りたかったのでスポーツタイプを借りました。

  e-Bike自体は、かなり以前から商品化されていたものですが、名前は「電動アシスト自転車」として親しまれており、主に街乗りタイプのママチャリ仕様がほとんどでした。スポーツタイプとなると、自力の体力で走るのが醍醐味のロードサイクルですから、電動アシスト付きでは、なかなか受けなかったのかも知れません。それが、名前が e-Bikeと変わっただけで、あららら~! スポーツタイプにしっくり馴染んでなかなかカッコイイじゃないのと・・・ 自然の中をちょっと遠くまで走ってみたな~という気になりますね。

 今回借りた e-Bikeで何がしてみたかったかと言うと、アップダウンの多い山道で、体力のない者を、どのくらいアシストしてくれるのか知りたかったのです。以前、マウンテンバイクというのが流行った時、上世屋までノンストップで登ったとか自慢話を聞き、私もチャレンジした事がありますが、下世屋までもたどり着けず、余りもの辛さに、それ以来マウンテンバイクは止めた経験があります。


 普通の自転車以外に付いている物の名称です。
e-Bike


 まずは足慣らしに阿蘇シーサイドパークから天橋立を通り阿蘇海一周です。
e-Bike


 秋風が爽やかな阿蘇海の自転車道を走ります。
走っているとさほどイーバイクのパワーは感じませんが、こぎ始めのスタート時は、確かに後ろから押してくれるようなパワーを感じます。
阿蘇シーサイドパーク

阿蘇海一周自転車道

 以前、歩いて阿蘇海を一周しましたが、さすがに自転車は早くて楽です。それに e-Bikeですから。

阿蘇海一周自転車道

阿蘇海
 阿蘇シーサイドパークの対岸の府中地区まで来ました。


e-Bike
 橋立ベイホテルで e-Bikeを借りた時はバッテリー残量が90%でした。
エコモード、スタンダードモード、ハイモードなど、色々試しながら走って来て、現在のバッテリー残量は88%ですからほとんど減っていません。ちなみに、平地を走っている分には、エコモードでもハイモードでもそれ程パワーに違いを感じませんでした。


天橋立
 天橋立に入ると、これまでの舗装路から地道に変わり、乗り心地はかなり悪くなります。


天橋立
 天橋立は丹後屈指の観光地なので見どころは沢山ありますが、今回はスルーして先に進みます。


阿蘇海一周自転車道
 阿蘇海の南岸を走ります。一周はもうすぐです。


日本冶金イチョウ並木
 日本冶金のイチョウ並木が色付き始めていました。 以前歩いて阿蘇海を一周した時は、この辺迄来ると膝関節がガクガクでしたが、 e-Bikeでは関節への負担は殆どありません。しいて言うなら、スポーツタイプのサドルが小さく硬いので、お尻が痛くなりました。


 今回は阿蘇シーサイドパークへは戻らず、野田川沿いの加悦-岩滝自転車道へ進みます。
加悦-岩滝自転車道

 この自転車道は、下山田付近から旧加悦鉄道の路線跡になり、岩滝から旧加悦SL広場までは約12.2kmの距離があります。

加悦-岩滝自転車道


 加悦鉄道三戸谷駅跡
三戸谷駅跡
 自転車道には何か所か公衆トイレや休憩所が整備されています。


丹後鉄道
 丹後山田駅跡付近から三戸谷駅跡までは、現在の丹後鉄道と並走しています。


加悦・岩滝自転車道
 さすがに鉄道の路線跡だけあって、まっすぐな道が続きます。


加悦・岩滝自転車道
 加悦に入ると民家付近を通るので、一般道との交差が増えるので注意が必要です。


 自転車道終点の大江山鉱山駅跡まで来ました。
大江山鉱山駅跡
 残念ながら、駅跡にあった加悦SL広場は、今年(2020)3月で閉園になりました。
隣接する地産地販売所も数年前に道の駅から撤退し、周辺がどんどんさびれて行くようで寂しい限りです。


 帰りは元来た自転車道を三戸谷まで走り、そこから国道を通り、三戸谷峠を登ります。
加悦岩滝自転車道
 ここまでの e-Bike電池残量は81%です。ほとんどエコモードで走ったせいかあまり減っていません。しかし体力はかなり減っている感じです。普段自転車に乗り慣れないため、あまり使わない太もも内側の筋肉がかなりプルプル来ています。(>_<) それと一番堪えるのがお尻です。スポーツタイプのサドルは固すぎです。(-_-;)


コスモス

 自転車道の沿線では、秋の野の花や民家の庭先の花が疲れを癒してくれました。

セイタカアワダチソウ

花

 自転車道にはこんなお邪魔虫も!
カマキリ

 沿線に多く植えられているハナミズキの葉が、秋の陽光に輝いていました。
ハナミズキ紅葉


 三戸谷までやって来ました。ここから国道312号線の三戸谷峠を越します。
三戸谷峠

 これまでの自転車道と違って、車が気になって気持ちよく走れません。それと初めての急坂で自転車に乗ったまま登れるのか心配です。

三戸谷峠
 少し頑張り、何とかノンストップで三戸谷峠はクリアしました。


 国道から三重の集落に入り、いよいよ問題の大内峠を登ります。
大内峠
 写真を撮る余裕はありませんでしたが、なんと!私の体力でもノンストップで一字観公園までこぎ続ける事が出来ました! e-Bikeの実力は凄いです。

 大内峠は普通のスポーツサイクルならローギヤに落としても立ちこぎしないと走れない坂です。そこを e-Bikeは座ったままで私の体力でも走れたのですから、そのポテンシャルは相当なものです。
一字観公園

 ここまで走った距離は約42kmなのでフルマラソンとだいたい同じ距離です。そして e-Bikeの電池残量は68%です。借りた時が90%でしたから僅か22%の使用です。
 三戸谷峠からはずっとハイモードで来ましたが、電池の消費が極端に早かったという事も無く、これならずっとハイモードで使っても、一日遊ぶには十分足りそうな気がします。

イーバイク

 この後は坂道を下りて橋立ベイホテルまで一直線です。

 いつになるか分かりませんが、今度は e-Bikeで丹後縦貫林道全線・総延長50kmの縦走にトライしてみたいものです。

一字観公園からの眺望




 ゴープロビデオカメラとドローンの自動追尾アプリで自撮りしてみました。





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