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冬が旬のお奨め品 (丹後の冬イカ)
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 槍の穂先に似た姿形から名付けられたと言われる「ヤリイカ」は、丹後では冬に獲れるので「冬イカ」とも呼ばれます。
 夏によく獲れる「ケンサキイカ (シロイカ)」に似ていますが、エンペラの先がヤリの様に尖っているので見分けがつきます。また、肉厚も少し薄く、ゲソが小さいのが特徴です。
 スーパーやお魚屋さんでは胴長40cm程の大きなものと、25cm程の小さなものが一緒に売られていますが、大きな方は雄で、小さな方が雌です。上の写真のヤリイカは小さな雌の方で、卵を持っているので子持ちイカとも呼ばれることがあります。
 左の写真は大きな雄の方で、胴の割に下足が極端に小さく、手と呼ばれる2本の長いはずの足も、他の足とあまり変わりません。

                    味わう

 料理に使う時は子持ちの雌の方は煮物などに、大きな雄の方はお刺身などに使います。お刺身の味は、ケンサキイカと比べるとあっさりしており、コリコリッとした透明感のある食感です。
 ヤリイカは一夜干しにして焼いても柔らかく、旨味も増して絶品です。



 新鮮で美味しそうな子持ちイカが手に入ったのでソテーを作ってみました。イカの旨みが出てとても美味しい一品となりました。
 作り方はとても簡単で、ソテーというよりアサリの酒蒸しを作る要領です。
 イカの胴は卵だけを残し腸と中骨を取り出し、輪切り状に切り込みを入れます。卵に火が通りやすくするのと、食べやすいようにです。ゲソは目と口を取ります。
 フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクを中火で炒めて香りを付けます。イカに塩コショウをしてフライパンに入れます。バルサミコ酢を少量と白ワインをドバドバッと入れ、蓋を閉めて30秒程蒸します。刻みネギをイカの上に載せ、ネギが少ししんなりする位までもう一度蒸したらイカを取り出し皿に盛ります。煮汁を少し煮詰めてソースを作れば完成です。

               獲る

 水深100~200mが生活圏とされるヤリイカですが、ここ丹後では12月頃から3月頃にかけて浅場に移動して来るので、定置網によく入り捕獲されます。釣りにおいても、他の地域での深場釣りと異なり、ここ丹後の冬釣りでは、10m~40mラインで狙います。浅場なので、タックルは普段アジ・真鯛釣り等で使用している長さ2~3mで30号程度の竿で十分対応出来ます。道糸はナイロンでもPEでもどちらでも可ですが、ナイロンなら5号以上あった方がよいです。仕掛けは市販のプラ角や浮スッテを使いますが、水深が浅いので手返しよいように、枝3~4本で長さ10cm、枝間80cm位に改良すると使いやすいです。
 私なりに研究してつかんだ釣りのコツは、あまりビシビシと大きなアクションでしゃくらない事、出来るだけソフトに誘い、止める間を多く作る事です。誘い方としては、オモリが着底したら糸ふけをとり、根掛りしないように底を少し切り。

 ・竿先を水面からゆっくり誘い上げて止める。
 ・小刻みにシャクリながら竿先を水面まで下ろして止める。
 ・ゆっくり竿先を上げたら止め、急に下ろして水面でとめる。
 ・小刻みにシャクリながら竿を立てて止め、ゆっくり竿を下ろす。
 ・ゆっくりリールを1m位巻いて止める。これを繰り返し、仕掛けを10mほど上げて
  当たりがなければまた底まで落とし、これを繰り返す。
 ・オモリを底に付けた状態で、仕掛けを張ったり緩めたりを繰り返す。
これらの誘いをいろいろ試しながらその日のヒットパターンを探ってゆく。そしてずっしりと引っ張るような当たりがあれば、絶対に糸を緩めないようにテンションを一定に保ち、ゆっくり巻き上げて取り込みます。


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   by yamachan