犬ヶ岬の頂を目指す!
丹後半島最北端の経ヶ岬から南西側に同じようりな形で突き出した岬に「犬ヶ岬」があります。経ヶ岬には灯台があり遊歩道も整備されていますが、一方の犬ヶ岬は頂上への道は整備されていません。それでもその威風堂々とした姿に、その頂を極めたいと思うのが人の心情です? という自己中心的な理由で頂を目指してみました。(^^)/
上写真の左は経ヶ岬方向から見た犬ヶ岬。 右は丹後町側・大成古墳からの眺め。こちらから見た犬ヶ岬は先端に「こやま」と呼ばれる離れ岩が見え、それを子犬に例え、全体として人が子犬を連れている様に見えることから、犬ヶ岬と呼ばれるようになったとする説があります。
犬ヶ岬には、国道178号線沿いにある「犬ヶ岬園地」から海岸沿いを半周できる遊歩道が整備されていますが、遊歩道からは、頂上への道はないので、登れそうなルートとして、此代から乗原へ抜ける道の途中から、頂上を目指せそうな林道があったので、そのルートを行きました。 |
此代から乗原への道の途中から、未整備ですが、軽トラなら通れそうな林道がありここを歩きます。
倒木などもそのまま放置されており、次第に険しくなってきます。
丁度、犬ヶ岬トンネル付近の上で視界が開け、北東側に、丹後松島や経ヶ岬がきれいに見えました。
さらに進むと、反対側の南西側に、屏風岩、立岩、丹後町が見渡せれるようになりました。
途中、電波塔のような施設がありました。ここまでは施設の保守もあるのか、比較的歩きやすい道でしたが、ここから先は道らしき道はないので、ひたすら上を目指します。
注意しなければならないのは、登るときは上を目指せば何とか頂上へたどり着きますが、降りる時は来た道をしっかり覚えておかないと、とんでも無い方向へ降りてしまうことがあります。と言っても今はGPS地図のヤマップを携帯しているので、その軌跡をみればほぼ間違うことは無くなりました。
ほぼ頂上に到着です。(^^)/
うっそうとした木々に覆われ、眺望はほとんどありません。
位置的には絶景スポットに間違いは無いので、少し飛んでみると眼下には「こやま」と呼ばれる離れ岩が見えます。
白い砂浜は平海水浴場、そして丹後半島最北端「経ヶ岬」が見えます。
丹後町方向には少し引っ込んで網野の高天山が、そして薄っすらと伸びて見えるのは城崎や香住の山陰海岸線です。
犬ヶ岬登頂の目的を達したついでに海岸線の遊歩道を歩いてみました。
犬ヶ岬への遊歩道は、丹後松島展望所として知られる「犬ヶ岬園地」から行けます。
少し分かり難いですが、トンネルの入り口すぐ横を海側に下りてゆきます。
緩やかな下り坂の遊歩道が続きます。
日本海が見え急に視界が開けて来ます。
少し歩くと離れ岩の「こやま」が見えてきました。
頂上を見上げても見えません。登れば登れそうな気もしますが・・・。
横から見るとこの斜度ですから、一般人では無理です。
終着の東小屋まで来ました。
離れ岩の「こやま」です。ここから先は歩ける道はありません。
犬ヶ岬遊歩道は往復約2kmです。のんびり散策しながら歩いても30分ほどです。
日本海と荒々しい磯場が織りなす絶景が楽しめる、お手軽散策コースとしてお勧めです。
遊歩道沿いでは、四季折々の草花を楽しむことが出来ます。
オカトラノオ
ハマボッス
万年草
ミヤコグサ
エゾミソハギ
テリハノイバラ
犬ヶ岬散策動画
MAP
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