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自然豊かな丹後には、まだまだ知られない魅力がたくさんあります。丹後探検隊が史跡、名所、景勝地、あまり知られない穴場など、ご案内致します。
丹後探検隊
丹後探検隊が魅力あふれる丹後の自然にご案内いたします。
経ヶ岬 そこは悠久の時の流れを感じる場所でした。
経ヶ岬、そこは丹後半島の最北端に位置し、海流も早く冬は季節風で荒れる事が多かったため、古くから船舶航行の難所とされて来ました。
岬の名前の由来もこの事にちなんで、沖行く船が無事を祈りお経を唱えながら行き交ったとか、沖から経ヶ岬を見ると、柱状節理の大きな岩が、経巻を立てたように見える事から名付けられたとされてます。
今回、初冬の経ヶ岬を山頂→経ヶ岬灯台→柱状節理の岩場→西側の遊歩道を通り駐車場まで戻るルートを歩いてみました。
駐車場に車を停め、まずは山頂展望台へ。
途中灯台方向と山頂方向の分岐がありますが、今回は山頂方向を目指します。
冬枯れの色彩が乏しいなか、アオキの赤い実が目を引きます。
山頂展望台。
少し飛んでみると北側には経ヶ岬灯台が下に見えます。
南側には先ほど車を停めた駐車場が見えます。
日本海の荒波に削られた海岸線がのこぎりの歯の様です。
山頂展望台からは直接灯台へ降りる道があります。
経ヶ岬の先端、海抜140メートルの断崖には「経ヶ岬灯台」がひっそりと建っています。映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台にもなった灯台ですが、今は機械化で無人です。
この灯台のレンズを回転させる機械は、水銀槽式回転機械と呼ばれるもので、1893年フランス技師、プール・デーュ氏が重いレンズを円滑に回転させるために発明したもので、当時、画期的な発明として、世界中から注目され、パリで開催された万国博覧会に展示されたものを、そのまま購入して、経ヶ岬灯台に設置したものです。光源はメタルハライドランプを使用し、光の到達距離は55km。レンズは全国で6灯台しかない、最高級の第1等レンズが使用されています。
灯台から遊歩道で下へ降りると経ヶ岬の岩場へ出ます。
灯台から10分程下るとコンクリートで出来た古い東小屋が見えてきます。
海岸に下りると安山岩からなる柱状節理が荒波に浸食され、何とも言えぬ壮観な風景を作り出しています。
巨大な柱状節理の岩場です。 灯台はここの石を切り出して造られました。
ここの柱状節理は特別太いです。 先日「ぶらタモリ」で地下でマグマの冷え方が遅いと太くなるとか言ってたような記憶がありますが ・ ・ ・
経ヶ岬、そこは何千万年もの悠久の時を経て、古代の地層が波で洗われ ここに姿を見せた、地球の壮大な動きを感じる場所でした。
お地蔵さんを入れたら似合いそうな岩です。
車のラジエター?
蜂の巣のようです。
角の無い 丸いのもあります。 何かを想像しませんか?
これも何かに見えませんか? あれですよ、あれ。 魚の顔の骨?
それにしても、色々な自然の造形があって飽きる事がありません。
岩に打ち付ける波
経ヶ岬は磯釣りのメッカですが、波にさらわれると ヤバイですよ。
帰りは半島の西側の縁を歩いて帰ります。
トベラの赤い実
冬枯れの木々の中、オレンジ色の実がひときわ鮮やかです。遠方には「犬ヶ崎」が見えます。
イイギリの実?
遊歩道を歩くとこの濃い紫色の実が至る所に落ちていました。
ツバキが ひっそりと。
海沿いの遊歩道を進むと分岐があります。海岸の方へ降りてゆくと、丹後海陸交通のバス停がある国道方面です。左へ登り、車を停めた経ヶ岬灯台の駐車場へ向かいます。
今回歩いた距離は3.5km、高低差203m、消費カロリー827kcalでした。
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今回、初冬の経ヶ岬を山頂→経ヶ岬灯台→柱状節理の岩場→西側の遊歩道を通り駐車場まで戻るルートを歩いてみました。
駐車場に車を停め、まずは山頂展望台へ。
途中灯台方向と山頂方向の分岐がありますが、今回は山頂方向を目指します。
冬枯れの色彩が乏しいなか、アオキの赤い実が目を引きます。
山頂展望台。
少し飛んでみると北側には経ヶ岬灯台が下に見えます。
南側には先ほど車を停めた駐車場が見えます。
日本海の荒波に削られた海岸線がのこぎりの歯の様です。
山頂展望台からは直接灯台へ降りる道があります。
経ヶ岬の先端、海抜140メートルの断崖には「経ヶ岬灯台」がひっそりと建っています。映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台にもなった灯台ですが、今は機械化で無人です。
この灯台のレンズを回転させる機械は、水銀槽式回転機械と呼ばれるもので、1893年フランス技師、プール・デーュ氏が重いレンズを円滑に回転させるために発明したもので、当時、画期的な発明として、世界中から注目され、パリで開催された万国博覧会に展示されたものを、そのまま購入して、経ヶ岬灯台に設置したものです。光源はメタルハライドランプを使用し、光の到達距離は55km。レンズは全国で6灯台しかない、最高級の第1等レンズが使用されています。
灯台から遊歩道で下へ降りると経ヶ岬の岩場へ出ます。
灯台から10分程下るとコンクリートで出来た古い東小屋が見えてきます。
海岸に下りると安山岩からなる柱状節理が荒波に浸食され、何とも言えぬ壮観な風景を作り出しています。
巨大な柱状節理の岩場です。 灯台はここの石を切り出して造られました。
ここの柱状節理は特別太いです。 先日「ぶらタモリ」で地下でマグマの冷え方が遅いと太くなるとか言ってたような記憶がありますが ・ ・ ・
経ヶ岬、そこは何千万年もの悠久の時を経て、古代の地層が波で洗われ ここに姿を見せた、地球の壮大な動きを感じる場所でした。
お地蔵さんを入れたら似合いそうな岩です。
車のラジエター?
蜂の巣のようです。
角の無い 丸いのもあります。 何かを想像しませんか?
これも何かに見えませんか? あれですよ、あれ。 魚の顔の骨?
それにしても、色々な自然の造形があって飽きる事がありません。
岩に打ち付ける波
経ヶ岬は磯釣りのメッカですが、波にさらわれると ヤバイですよ。
帰りは半島の西側の縁を歩いて帰ります。
トベラの赤い実
冬枯れの木々の中、オレンジ色の実がひときわ鮮やかです。遠方には「犬ヶ崎」が見えます。
イイギリの実?
遊歩道を歩くとこの濃い紫色の実が至る所に落ちていました。
ツバキが ひっそりと。
海沿いの遊歩道を進むと分岐があります。海岸の方へ降りてゆくと、丹後海陸交通のバス停がある国道方面です。左へ登り、車を停めた経ヶ岬灯台の駐車場へ向かいます。
今回歩いた距離は3.5km、高低差203m、消費カロリー827kcalでした。