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自然豊かな丹後には、まだまだ知られない魅力がたくさんあります。丹後探検隊が史跡、名所、景勝地、あまり知られない穴場など、ご案内致します。
丹後探検隊
丹後探検隊が魅力あふれる丹後の自然にご案内いたします。
丹後里山ウォーキング! 〜 ガラシャ蝶の舞う世屋の里
上世屋の里に5月頃訪れると、誰が名付けたか「ガラシャ蝶」という美しい蝶がヒラヒラと、山深い集落に舞うのを見る事が出来ます。
この蝶の正式名はウスバシロチョウといい、その優雅に舞う姿から、この地にゆかりのある細川ガラシャとイメージが重なったのでしょう。
今回参加させて頂いた「丹後里山ウォーキングッ!」は、宮津エコツアーガイド安田氏と、クッキングスクール対馬シェフ それに アーシングヨガ 川内先生の3氏による 第一回目のイベント企画です。
イベントの内容は、
歩く! 食う! 寝る!
の、何ともリッチなものでした。
歩く!
は、世屋の里山を知り尽くしたガイド、安田氏の案内で上世屋集落を散策します。
豪雪地に向いた傾斜のきつい民家が立ち並びます。昔はカヤ葺のままでしたが、現在は葺き替えの手間を減らすためトタンで覆われています。
昔ながらの茅葺屋根。上世屋では身近に豊富にあるチマキザサが主に使われており、笹ぶき屋根とも呼ばれています。
今も守り続けられる棚田。
災害の元とは言うものの、水が有ってこそ山間の集落の生活が成り立っています。
ウスバシロチョウ、半透明の羽が特徴でアゲハチョウの仲間。ウスバアゲハとも呼ばれています。
年一回、5月〜6月頃だけに発生し、卵で夏・冬を越し、雪解けとともに孵化し、食草のムラサキケマンやエゾエンゴサク、ヤマエンゴサクなどを食べて育ちます。
成虫(蝶)は色々な花で吸蜜しますが、ネギ坊主の花によく止まっていました。
この時期一緒によく見られた蝶。 ヒメウラナミジャノメ
ベニシジミ
モンキチョウ
上世屋には、映画「天国はまだ遠く」のロケで有名になったアンズの木があります。
みんなにおだてられて、映画のワンシーンのつもりで座ってみたのですが、後で良く調べてみると、男女の位置も違いますし、互いに空を見上げて思いにふける雰囲気もかなり違っていました。 でも決定的に違うのは年齢かも・・・、 (ーー;)
食う
!
は、クッキングスクールの対馬シェフが腕によりを掛けて作ってくれた山菜料理です。
ご飯は糖質を半分に抑えたというヘルシーな山菜の炊き込みでした。 山菜の風味が香り立ち、とても美味しかったです。
こちらはホウの木の葉でお魚を包み蒸し焼きにした一品です。赤いのはヤマツツジの花です。
どの料理も山菜の自然の風味を生かしたとても味わい深いものでした。
寝て
は、残念ながら写真がありません。
食事のあと、川内先生の指導の下、アーシングヨガを行ったのですが、そのポーズが屍のポーズという寝転んで全身の力を抜くというものだったので、お腹もいっぱい、瞑想を通り越して気持ち良く昼寝をさせて頂きました。
ヨガのあとは皆で世屋の里に花を植えましょうということで一仕事。
そして私が植えた花がこれ!
今度 上世屋を訪れた時 道路からでもよく見えるように植えました。
帰りに縦貫林道を通り案内されたトチの大木、みごとでした。
幹周り6.3mとも言われるトチの大木です。
ハクウンボク(白雲木)の花
見上げると確かに白い雲に覆われた様です。
お昼の料理にも使われていたホウの木。葉っぱも大きいですが花も大きいです。
近くで見るとさらに大きいです。
香りは甘く強烈です。
「アリさんが種を運んでナメクジさんが受粉の手伝いをする植物はなに?」という、安田ガイドから出題があった里山クェッションですが、
答えはこちらのカンアオイです。
アリさんやナメクジさんには魅力的な花かも知れませんが、人間にはあまり綺麗とは思えません。
この季節、丹後の里山ではチョウが舞飛び、タニウズキやヤブデマリ、ヤマボウシなど、木々の花が咲き乱れほんとうに綺麗でした。
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その昔、天橋立は天への架け橋といわれており、女神イザナミと男神イザナギが天への上り下りに使っていました。ある日イザナギが昼寝をしている間に倒れて、それが天橋立になったという神話が残っています。
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この蝶の正式名はウスバシロチョウといい、その優雅に舞う姿から、この地にゆかりのある細川ガラシャとイメージが重なったのでしょう。
今回参加させて頂いた「丹後里山ウォーキングッ!」は、宮津エコツアーガイド安田氏と、クッキングスクール対馬シェフ それに アーシングヨガ 川内先生の3氏による 第一回目のイベント企画です。
イベントの内容は、 歩く! 食う! 寝る! の、何ともリッチなものでした。
歩く! は、世屋の里山を知り尽くしたガイド、安田氏の案内で上世屋集落を散策します。
豪雪地に向いた傾斜のきつい民家が立ち並びます。昔はカヤ葺のままでしたが、現在は葺き替えの手間を減らすためトタンで覆われています。
昔ながらの茅葺屋根。上世屋では身近に豊富にあるチマキザサが主に使われており、笹ぶき屋根とも呼ばれています。
今も守り続けられる棚田。
災害の元とは言うものの、水が有ってこそ山間の集落の生活が成り立っています。
ウスバシロチョウ、半透明の羽が特徴でアゲハチョウの仲間。ウスバアゲハとも呼ばれています。
年一回、5月〜6月頃だけに発生し、卵で夏・冬を越し、雪解けとともに孵化し、食草のムラサキケマンやエゾエンゴサク、ヤマエンゴサクなどを食べて育ちます。
成虫(蝶)は色々な花で吸蜜しますが、ネギ坊主の花によく止まっていました。
この時期一緒によく見られた蝶。 ヒメウラナミジャノメ
ベニシジミ
モンキチョウ
上世屋には、映画「天国はまだ遠く」のロケで有名になったアンズの木があります。
みんなにおだてられて、映画のワンシーンのつもりで座ってみたのですが、後で良く調べてみると、男女の位置も違いますし、互いに空を見上げて思いにふける雰囲気もかなり違っていました。 でも決定的に違うのは年齢かも・・・、 (ーー;)
食う! は、クッキングスクールの対馬シェフが腕によりを掛けて作ってくれた山菜料理です。
ご飯は糖質を半分に抑えたというヘルシーな山菜の炊き込みでした。 山菜の風味が香り立ち、とても美味しかったです。
こちらはホウの木の葉でお魚を包み蒸し焼きにした一品です。赤いのはヤマツツジの花です。
どの料理も山菜の自然の風味を生かしたとても味わい深いものでした。
寝ては、残念ながら写真がありません。
食事のあと、川内先生の指導の下、アーシングヨガを行ったのですが、そのポーズが屍のポーズという寝転んで全身の力を抜くというものだったので、お腹もいっぱい、瞑想を通り越して気持ち良く昼寝をさせて頂きました。
ヨガのあとは皆で世屋の里に花を植えましょうということで一仕事。
そして私が植えた花がこれ!
今度 上世屋を訪れた時 道路からでもよく見えるように植えました。
帰りに縦貫林道を通り案内されたトチの大木、みごとでした。
幹周り6.3mとも言われるトチの大木です。
ハクウンボク(白雲木)の花
見上げると確かに白い雲に覆われた様です。
お昼の料理にも使われていたホウの木。葉っぱも大きいですが花も大きいです。
近くで見るとさらに大きいです。
香りは甘く強烈です。
「アリさんが種を運んでナメクジさんが受粉の手伝いをする植物はなに?」という、安田ガイドから出題があった里山クェッションですが、
答えはこちらのカンアオイです。
アリさんやナメクジさんには魅力的な花かも知れませんが、人間にはあまり綺麗とは思えません。
この季節、丹後の里山ではチョウが舞飛び、タニウズキやヤブデマリ、ヤマボウシなど、木々の花が咲き乱れほんとうに綺麗でした。