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自然豊かな丹後には、まだまだ知られない魅力がたくさんあります。丹後探検隊が史跡、名所、景勝地、あまり知られない穴場など、ご案内致します。

丹後探検隊が魅力あふれる丹後の自然にご案内いたします。

 宮津城から味土野へ、細川ガラシャが幽閉された足跡をたどる


細川ガラシャ

 戦国の世に翻弄され悲しい生涯を閉じた、細川ガラシャが味土野へと幽閉されたルートは、宮津城から須津峠を越え陸伝いに味土野へと行ったとする説や、宮津から舟で日置まで渡り、そこから世屋を超えて味土野へと行ったとする説など諸説ありますが、今回は人目につかぬように舟で宮津を出て、日置から味土野へと行ったとされるコースをたどってみました。

味土野


 さっそく宮津港から船に乗って出発です。
クルーザー


 クルーザーでは あっという間ですが、昔の伝馬船では1時間以上はかかったと思われます。
宮津から日置へ

ヤマップ


 細川ガラシャが、宮津市日置の浜から幽閉先の味土野へと歩いたとされるガラシャ古道などについて、河田アナが「ちちんぷいぷい」の番組の中で説明します


 日置からは世屋川沿いに最短ルートで味土野へと向かったと思われますが、私たちは今の林道ルートで味土野へと登ります。
世屋川


 例によって宮津エコツアーガイド・安田氏の案内で、松尾集落を通り世屋高原へ向かいます。

 舗装路ですが、車にはまず出会いません。
ハイキング


 道沿いには秋の野の花が咲いていたのでさっそく道草です。

 ツリブネソウ
ツリブネソウ


 ミゾソバ
ミゾソバ


 イヌタデ
イヌタデ


 ノギク
ノギク


 マムシグサの実
マムシグサの実


 まん丸い鉄の塊のような不思議な石を発見!

 持って帰りたいけど重くて無理
石


 開けてきました。 もうすぐ世屋高原です。
世屋高原


 秋の風が心地よい
秋風


 紅葉も始まりかけています。
紅葉


 有名な松尾の一本桜です。 花の時期にはたくさんの人が訪れます。
松尾の一本桜

 この松尾の一本桜、細川ガラシャに纏わるこんな話があるのですよ。
一本桜はもともと一本ではなかった! この地に暮らしていたお百姓さんが子供の誕生を祝って、田んぼの畦に桜の木を植えたんです。生まれた子は4人だったので4本植えられていたのです。
 宮津城のお殿様(細川忠興)は舞鶴も見えるこの場所をたいそう気に入っておられ、宮津で桜が終わってもまだ見れるこの地へお姫様(ガラシャ)と一緒によく花見に来られたそうです。
ところがお殿様は、4本ある桜を見て あれは1本がええと言われ、3本を切れと言われたそうです。お百姓さんは子供の記念に植えたものですが、泣く泣く3本を切り1本になったという話です。


 アーシングヨガで「抱擁のポーズ」を決める川内先生。
アーシングヨガで抱擁
 やばい! 逆にパワーを吸い取られた〜(>_<)
  ん〜・・、おぬし修業が足りんの。


 パワー補給のためお昼の弁当です。

 今回は「半端ないこだわりシエフ」の対馬氏が用事のため、木子ファームペンション「自給自足」さんの弁当です。おこわのおにぎりがとても美味しかったです。
弁当
 エネルギーチャージ後は再び山登り再開です。

 ズンズンと軽快に進んでいますが、実はここから先はほとんど下り坂で楽ちんです。

 最近は車やケーブルカーで頂上まで登って、下りだけ歩く「下り族」というのが流行っているらしい。
ウォーキング


 ブラタモリ やってます。
ブラタモリ


 私も葉っぱの化石を見つけました!
丹後の化石


 こんな山奥に小学校分校跡が!!
駒倉分校廃校跡


 小学生の時教わった、これがあの有名な「こぶ取り爺さん」発祥の木です。
コブの木

 自撮りミラー発見!

 カーブ多く見通し悪し、 「通学路につき走行注意!」
カーブミラー


 すごい滝も発見!  2方向からの滝が一本に合流しています。 
双龍の滝


 「ガイドさんこの滝の名前は何ですか?」  「双龍の滝です」  「 ・ ・ ・ そうりゅう事言う? 嘘でも納得」
滝


 ガイドさんいわく、このシダは「十字シダ」と言い、細川ガラシャが十字架の代わりに胸に付けていたらしい。(十字には見えないけど そういうことにしておいて上げて下さい。)
十字架

 赤と紺のシャツの色と同じ配色の実を発見!

 ある人はこの「クサギ」の実を「青い宝石」と呼び、染物の原料として珍重されて、藍に負けないいい色で染めれるそうです。
クサギ


 味土野のガラシャ隠棲の地「女城跡」に到着です。
細川ガラシャ隠棲の碑


 女城跡には大きな「シデ」の木があります。 何も語りませんが、ガラシャの生きざまを見守っていたに違いありません。
   


 みなさん今日はお疲れ様でした。 とても楽しい一日でした。
細川忠興夫人隠棲地


細川ガラシャ案内板

 味土野地区は、昭和30年代のピーク時には160人ほどが暮らしていたが、豪雪などの影響で村人は殆ど去り、現在は移住された方が2戸2名住むだけとなっています。

味土野






MAP





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