葵祭は籠神社の例祭として、毎年4月24日に行われ、地元では府中祭りとして江尻・中野・溝尻など各地区の神楽や勇壮な太刀振りなどの奉納神事が行われます。
各地の祭りが仕事の都合などによる担い手不足で、日曜日に例祭の日を変更する中、籠神社の葵祭は昔からの日にちに拘り神事を執り行っています。観光地という場所柄を考えると、日曜に変更した方が多くの方に見て頂けるのですが、格式の高さがそれを許さないのでしょうか。
籠神社の「葵祭」は丹後では最古の祭礼といわれ、懿徳天皇の紀元前507年に始まり、2,500年余りという長い歴史があります。この「葵祭」は、京都三大祭りとして有名な、上賀茂・下鴨、両神社の祭礼と同様の名前で、籠神社の「葵祭」ともゆかりの深い祭礼ですが、京都の「葵祭」は
祭員が「葵の葉」を付けるのに対し、籠神社では冠に豊受大神様ゆかりの「藤の花」を付けるのが古例となっています。
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太刀振りは平安時代から始まったといわれ、「京都府無形文化財」にも指定されている由緒ある奉納神事です。
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凛々しい女の子の太刀振りをご覧ください。
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