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ロングクルージング!
その昔、天橋立は天への架け橋といわれており、女神イザナミと男神イザナギが天への上り下りに使っていました。ある日イザナギが昼寝をしている間に倒れて、それが天橋立になったという神話が残っています。
丹後探検隊 ど〜ろすた〜クラブ
丹後の冬烏賊(ヤリイカ)を探検
ヤリイカは、丹後では雪の舞う頃に獲れだすので「冬イカ」とも呼ばれますが、釣りあげたときの透明感のあるこの体は、何とも美味しそうでたまりません。
ヤリイカの姿は、スルメイカやケンサキイカに似ていますが、胴の先の部分がヤリの様に尖っており、下足(ゲソ)が短いのが特徴です。ヤリイカは水深100〜200メートルの海底付近に生息していますが、冬になると産卵のために浅場に接岸してくると考えられています。卵は海底の海藻や沈木の枝などに
産み付けられ、産卵後は死んでしまうので、寿命は1年ということです。雄は胴体の長さが40cm程になりますが、雌は大きくなっても30cm前後しかならないようです。今回釣り揚げたのは全部40cmほどあったので雄のようですが、雄は雄ばかりで群れをつくっているのでしょうか?
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ヤリイカの釣り方
他の地域でのヤリイカ釣りといえば、普段生息している水深
100m以深の釣りですから、当然タックルは深場仕様になりますが、ここ丹後の冬釣りでは、イカが浅場に来ているので、普段アジ・真鯛釣り等で使用している長さ2〜3mで30号程度の竿で十分対応出来ます。道糸はナイロンでもPEでもどちらでも可ですが、ナイロンなら5号以上あった方がよいです。仕掛けは市販のプラ角や浮スッテを使いますが、水深が浅いので手返しよいように、枝3〜4本で長さ10cm、枝間80cm位に改良すると使いやすいです。
私なりに研究してつかんだ釣りのコツは、あまりビシビシと大きなアクションでしゃくらない事、出来るだけソフトに誘い、止める間を多く作る事です。誘い方としては、オモリが着底したら糸ふけをとり、根掛りしないように底を少し切り。
・竿先を水面からゆっくり誘い上げて止める。
・小刻みにシャクリながら竿先を水面まで下ろして止める。
・ゆっくり竿先を上げたら止め、急に下ろして水面でとめる。
・小刻みにシャクリながら竿を立てて止め、ゆっくり竿を下ろす。
・ゆっくりリールを1m位巻いて止める。これを繰り返し、仕掛けを10mほど上げて
当たりがなければまた底まで落とし、これを繰り返す。
・オモリを底に付けた状態で、仕掛けを張ったり緩めたりを繰り返す。
これらの誘いをいろいろ試しながらその日のヒットパターンを探ってゆく。そしてずっしりと引っ張るような当たりがあれば、絶対に糸を緩めないようにテンションを一定に保ち、ゆっくり巻き上げて取り込みます。
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ヤリイカの料理
雌より大きいヤリイカの雄は主に刺身で食されます。身はやや薄いですが、淡白で上品な味わいはイカの仲間として最上のランクに入ります。
裁くときは軟骨側から開いて腸を取り、エンペラを外して皮も剥ぎます。軽く水洗いをしてキッチンペーパーや布巾で薄皮を拭い取ります。下処理が出来たら更に縦に半分にして、刺身用の冊とします。冊は包丁を縦に細かく浅く入れてから細造りにすると食感が軽くなります。
どちらにしても新鮮な冬のヤリイカは美味しいですよ〜。(*^_^*)
刺身の他はもちろん煮付け、焼き物(一夜干し)、ゆでて酢の物、何でも美味しいです。また、一方の雌は卵の食感が好まれ「子持ちイカ」として珍重されています。
栄養価は、
良質のタンパク質を多く含み、タウリンも豊富で、コレステロールの低下作用、視力向上、肝機能も高めてくれます。貧血に効果のある銅、発育促進に欠かせない亜鉛なども含まれています。